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今回ご紹介する御朱印は、福岡県久留米市に鎮座する水天宮です。水天宮という神社は全国にありますが、久留米市の水天宮が全国の水天宮総本宮(総本山・総本社)で知られています。
特に水天宮は子供に関する御利益があるとされており、私が参拝した時にも子連れの家族が参拝・御祈願されていました。
そこで今回は、福岡県久留米市の水天宮の御朱印や御朱印を頂ける受付時間や初穂料(料金・値段)、販売されていた御朱印帳をご紹介すると共に、水天宮に関する情報もまとめてご紹介いたします。
水天宮(福岡県久留米市)の御朱印について
福岡県久留米市に鎮座する水天宮にお祀りする神様(御祭神)や御利益、境内などをご紹介したいと思いますが、その前にメインとなる御朱印に関する情報についてご紹介します。
そこでまずは、水天宮の御朱印や受付時間、初穂料(料金・値段)、水天宮限定の御朱印帳をご紹介します。
実際の御朱印のご紹介と解説
以下の画像が久留米市の水天宮で実際に頂いてきた御朱印です。
福岡県久留米市の水天宮の御朱印には「全国総本宮 水天宮」という文字も見受けられます。
この御朱印からも解るように、東京日本橋の水天宮など全国にある水天宮の総本宮(総本山・総本社)が久留米市の水天宮なのです。
また、御朱印には水天宮の御神紋である「椿」が描かれた印も押されています。
御朱印を頂ける場所
久留米市の水天宮の御朱印は社務所にて受付ています。
水天宮の御朱印を受け付けている社務所は拝殿を正面に見て右側にあります。
社務所では御朱印の受付の他にも、御祈願の受付や御札、お守りなども販売されていました。
御朱印を頂く際に社務所のお守りを拝見させて頂いたところ、子供に関する「学業守」「安産守」「子授守」などが多かったのが印象的でした。また、安徳天皇にゆかりがあり水天宮の御神紋である椿の「縁結び御守」も人気のようです。
御朱印の受付時間と初穂料(料金・値段)
水天宮で御朱印を頂ける受付時間と初穂料(料金・値段)についてご紹介します。
受付時間 | 9時~16時まで |
---|---|
初穂料 | 500円 |
水天宮の御朱印の受付時間は、御祈願の受付時間同様で9時~16時までです。
また、御朱印の料金は500円でした。
水天宮の御朱印の受付時間や初穂料は他の神社と変わりまりません。
水天宮の御朱印帳
久留米市の水天宮ではオリジナルの御朱印帳も社務所で販売されています。
上記の写真が水天宮で販売されている御朱印帳です。
水天宮にゆかりが深い「イカリ」「椿」「波」の絵柄が描かれているオリジナルの御朱印帳でした。
社務所で1,500円で販売されています。
オリジナル 御朱印帳 |
あり |
---|---|
初穂料 (料金・値段) |
1,500円 |
駐車場について
水天宮の駐車場は基本的に3ヶ所あります。
「第一駐車場」は一の鳥居横に、「第二駐車場」は社務所横にあります。
また、「第三駐車場」は本殿裏に参拝者が多い期間に臨時として開放されています。
ちなみに、駐車場の料金は無料です。
駐車場 | 利用可能時間 |
---|---|
第一駐車場 (一の鳥居横) |
9時~15時 (土日祝) |
第二駐車場 (社務所・本殿横) |
9時~17時 (平日・土日祝) |
第三駐車場 (本殿裏) |
臨時駐車場 (参拝者が多い時のみ) |
私は日曜日に15時前に水天宮に参拝と御朱印を頂きに行きました。
一の鳥居から参拝したくて「第一駐車場」に車を停めようと思ったら既に封鎖されていて駐車出来ませんでした。
仕方なく社務所横にある「第二駐車場」に駐車しました。
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久留米市の水天宮の御祭神・歴史・御利益と境内散策
水天宮を参拝後に御朱印を頂く為に社務所へ伺い、「境内を散策します。」と一言残して境内を散策してきました。
境内からは久留米市の象徴的な雄大な筑後川を眺める事も出来ますし、摂社・末社、銅像などもあり見ごたえがありました。
そこでここからは、久留米市に鎮座する水天宮の御祭神、歴史(由来)、御利益などをご紹介すると共に、御朱印を頂く時間に散策した水天宮の境内をご紹介します。
水天宮は何の神様?御祭神について
上記でもご紹介しました水天宮の御朱印ですが、御朱印を頂くだけで何の神様か解らず参拝している人もいるのではないでしょうか?
そこでまずは、水天宮の御祭神(主祭神)についてご紹介します。
天御中主神
(あめのみなかぬしのかみ)
安徳天皇
(あんとくてんのう)
高倉平中宮
(たかくらたいらのちゅうぐう)
二位の尼
(にいのあま)
水天宮の御神紋が椿の理由
神社の家紋のような「御神紋」ですが、久留米の水天宮の御神紋は「椿」です。
上記でもご紹介した御朱印にも椿の絵柄の印が押されていましたし、水天宮オリジナルの御朱印帳にも椿の絵柄が描かれていました。
なぜ水天宮の御神紋が「椿」なのかの理由ですが、御祭神の安徳天皇と関わりがあるからです。
しかし、筑後の地(今の久留米市)で生き延びていたという言い伝えが残っています。そして、その筑後の豪族の美人の娘に恋をして「椿」に思いを託して歌にした、という伝説があります。
その為、水天宮の御祭神である安徳天皇にゆかりがある「椿」が水天宮の御神紋になっているのです。
水天宮の御利益について
水天宮は「水」と名前に付くので何となくお解りかと思いますが、船舶や漁業、農業など水に関わる人達から水の神様として信仰されてきた歴史があります。
また、水天宮の御祭神である天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)は、日本の神々の祖先神とされており安産や子授、子宝、子供の守護神として御利益があるとされています。
その為、水天宮には「お宮参り」や「七五三」「子授け」「子宝」などの御祈祷・御祈願で参拝される人が多い神社です。
また、妊娠の日から5ヶ月目の戌の日には「安産祈願」で腹帯を頂く妊婦さんが参拝されている風景も見る事が出来ます。
安産祈願などの御祈願・御祈祷の初穂料(料金)
上記でご紹介したように、久留米の水天宮は安産祈願やお宮参り、七五三などの御祈祷・御祈願をする人が多いです。
では、御祈祷・御祈願して頂く際の初穂料(料金)はいくらなのでしょうか?
御祈祷・御祈願 | 初穂料 (料金) |
---|---|
安産祈願 | 腹帯付:7,000円 腹帯持参:5,000円 |
お宮参り | 5,000円 |
七五三 | 3,000円 |
水天宮の御祈願と言えば「安産祈願」です。
水天宮で「安産祈願」の御祈願をして頂く場合の初穂料(料金)は、腹帯を付けて頂くと7,000円、腹帯を持参すると5,000円です。
腹帯を持参される場合は御祈願の際にお祓いをして頂けるそうです。
また、お宮参りの初穂料(料金)は5,000円~、七五三は3,000円~だそうです。
戌の日以外と予約について
水天宮では妊娠の日から5ヶ月目の戌の日に「安産祈願」をされる人が多いです。
しかし、戌の日は毎月2日か3日程度しかなく平日になってしまう事もあります。
「安産祈願」は戌の日に御祈願頂く事が好ましいようですが、水天宮の方にお聞きした所、「戌の日以外でも安産祈願は行っていますよ。」との事でした。
また、混雑する戌の日でも予約をする事なく御祈願頂けるそうです。
水天宮の境内散策
水天宮を参拝して御朱印を頂いている時間に境内を散策してみました。
一の鳥居から参道を進み拝殿の手前までをご紹介します。
一の鳥居
水天宮の入口にあたる一の鳥居は大きくて石で出来た存在感のある鳥居でした。
軍艦千歳慰霊碑
一の鳥居を抜けると右手に見えてきたのが、水天宮の関わりが深いレイテ湾海戦で沈没した軍艦千歳の慰霊碑です。
軍艦千歳の艦内には水天宮を祀っていたとのこと。
水天宮の畔を流れる筑後川の別名は「千歳川」です。この千歳川から命名された軍艦が千歳です。
眞木神社
軍艦千歳の慰霊碑をさらに進むと今度は「眞木神社」がありました。
真木神社の御祭神は、水天宮第22代の宮司でもあり、藩政の改革子弟の教育や尊王、討幕明治維新の中心的な指導者だった眞木和泉守保臣命。
山梔窩(くちなしのや)
眞木神社の先へ進むと今度は「山梔窩(くちなしのや)」があります。以前訪問させて頂いた時よりも綺麗になっていました。
久留米藩改革の際、眞木和泉守が久留米 藩より水田村(現在の筑後市水田)の弟 大鳥居信臣のもとに謹慎を命ぜられ、付 近の子弟の教育にあたり、尊皇・倒幕の 策源地ともなりました。 この建物は資料により当時のものを模し て建てたもので、実際の建物は県指定文 化財として水田に現存しています。
出典:http://suitengu.net/
眞木和泉守の銅像
山梔窩(くちなしのや)の横には銅像があります。
この銅像は上記でご紹介した「眞木神社」に祀られている真木和泉守の銅像です。
太鼓橋と由緒書き
さらに進むと太鼓橋が見えてきます。
ようやく本殿が見えてきました。
太鼓橋の右手には水天宮の由来が掛かれた由緒書きがあります。
太鼓橋を渡って気付いたのですが池に水がありませんでした。池の清掃中なのでしょうか?
手水舎
太鼓橋を渡ると左手に手水舎がありました。
余談ですが「禁止」と書かれていたので何かと思って読んでみると「柄杓(ひしゃく)を使い直接ペットへの水やり禁止」と書いてありました。
そんなマナーが悪い人がいたのでしょう…。
本殿への入口と外社
手水舎のすぐそばに水天宮の本殿への入口門があります。
入口門を通り本殿の敷地に入ると外社が3社ありました。
本殿向かって右横には「千代松神社」と「秋葉神社」があります。
また、本殿左奥には「水神社」がありました。
まとめ
今回は福岡県久留米市の筑後川畔に鎮座する水天宮に参拝と御朱印を頂きに行った際の情報をご紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
久留米市の水天宮は、東京をはじめとする全国にある水天宮の総本宮(総本山・総本社)なので、御朱印にも「全国総本宮」と記載されていたのが印象的でした。
また、御朱印には水天宮の御神紋で御祭神でもある安徳天皇ゆかりの椿の花も印として押されていたのも印象的です。
水天宮の御朱印の初穂料(料金)は500円で受付時間は9時から16時までです。
水天宮のオリジナル御朱印帳も1,500円で販売されています。ぜひ、福岡の久留米市へ訪れる機会があれば水天宮で御朱印を頂いてみてください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ご紹介した 御朱印 |
全国総本宮 水天宮 |
---|---|
住所 | 830-0025 福岡県久留米市 瀬下町265-1 |
電話番号 | 0942-32-3207 |
営業時間 | 9時~16時まで |
御朱印料金 (初穂料) |
500円 |
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