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今回ご紹介する御朱印は福岡県太宰府市に鎮座する坂本八幡宮の御朱印です。
坂本八幡宮は太宰府天満宮から徒歩30分程度で新元号「令和」のゆかりの場所に鎮座しているので多くの人が御朱印を求めて参拝されています。
そこで今回は、令和ゆかりの福岡県太宰府市の坂本八幡宮の御朱印や受付時間や受付曜日(休み)、御朱印は手書きか書き置き(印刷)か、オリジナル御朱印帳はあるのか、そして、坂本八幡宮の境内や歴史などもご紹介してみたいと思います。
坂本八幡宮(福岡県太宰府市)の御朱印について
坂本八幡宮は、福岡県の観光地としても知られる太宰府天満宮から徒歩で30分程度の場所に鎮座しています。
坂本八幡宮は大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅があったとされ、令和の由来となった「梅花の宴」が開催された場所として言い伝わっています。その為、令和ゆかりの神社として多くの参拝者と御朱印を求める人で混雑する神社となりました。
そんな坂本八幡宮の歴史や境内をご紹介する前に、まずは坂本八幡宮の御朱印の受付時間や初穂料(料金・値段)、御朱印帳など御朱印に関する情報をまとめてご紹介します。
実際に頂いた御朱印をご紹介
まず、実際に坂本八幡宮で頂いた御朱印をご紹介します。
こちらの坂本八幡宮の御朱印は、天皇陛下が国内外にご即位を宣言された「即位礼正殿の儀」が行われた2019年10月22日に頂いたものです。
坂本八幡宮の御朱印には「梅」がデザインされた印と特に目を引くのが「初春令月 気淑風和 梅花之宴 催大宰師」の箇所です。
御朱印のここの部分を以下で少し解説してみます。
坂本八幡宮の御朱印にある「初春令月 気淑風和」は、日本最古の歌集である「万葉集」に収められている「梅花の歌三十二首 序文」にある最初の文言そのままです。「梅花之宴」とは、「梅花の歌三十二首 序文」が歌われた宴会(えんかい)の事です。また、「催大宰師」とは「梅花之宴」を開催したのが大宰師の「大伴旅人」である事を示しています。
読み方:大宰師(だざいのそち)大伴旅人(おおとものたびと)
坂本八幡宮の御朱印は手書き?印刷の書き置き?
私は以前にも坂本八幡宮を参拝した際には御朱印を頂けませんでしたので「即位礼正殿の儀」が行われたおめでたい日に再度参拝しに伺いました。
坂本八幡宮へ行く前は御朱印は「御朱印帳に手書きしてくれるのか」それとも「印刷の書き置きタイプの御朱印なのか」が解りませんでした。
しかし「手書き」の御朱印の場合は宮司さんがいる時だけか、もしくは御朱印に対応できる氏子さんがいる時だけとなります。
それ以外の場合は印刷された書き置きタイプの御朱印に日付を入れて対応されています。
再開された御朱印の受付場所と待ち時間(混雑具合)
新元号「令和」が発表されてからゆかりの神社として全国から坂本八幡宮へ御朱印を頂きに来る参拝者が増えすぎて、一時的に御朱印の受付を中止する期間があったほどでした。
しかし、現在は坂本八幡宮では御朱印の受付を再開されています。
坂本八幡宮の御朱印は、上記写真のようにプレハブの社務所にて受け付けています。
こちらの社務所はご本殿の左側に設置されています。
上記写真は、2019年5月に本殿裏手から撮影したもので砂利があるだけで何もないスペースでした。
実は、この場所に先程のプレハブの社務所が設置されています。
プレハブの社務所は急遽2019年6月中旬ごろに設置されてたそうです。以前は社務所もなく御朱印も頂けませんでした。
私は、祝日となった「即位礼正殿の儀」の2019年10月22日の朝8時半過ぎに坂本八幡宮に到着しましたが、上記の写真のように既に30名以上の参拝者が社務所の前に御朱印を頂く為に混雑してました。
特にこの日は「即位礼正殿の儀」とあって普段よりも参拝者が多いとは思いますが、待ち時間は列に並んで10分以上、受付をしてから御朱印を頂くまで5分程度、合計待ち時間は15分程度でした。
御朱印の受付時間と休みの日、料金(値段)
続いて、坂本八幡宮で頂ける御朱印の受付時間(営業時間)と社務所がお休みの曜日、そして御朱印の初穂料(料金・値段)についてまとめてご紹介します。
受付時間 (営業時間) |
基本9時~16時まで 但し、祝賀行事などの場合は、 受付時間の開始が早まる可能性があり。 |
---|---|
休み (休務日) |
月曜日・木曜日 但し、月曜が祝日の場合翌日休み |
初穂料 (料金・値段) |
500円 |
坂本八幡宮の社務所で御朱印を頂ける受付時間は基本的に9時~16時までです。
但し、祝賀行事などがある場合は御朱印の受付時間が多少早まるそうです。
また、御朱印の初穂料(料金・値段)は手書き・印刷の書き置き共に500円です。
ただ、坂本八幡宮は大変小さな神社なので社務所の休みが週2回ある点に注意が必要です。坂本八幡宮の休みは月曜日と木曜日で御朱印を頂く事が出来ません。
但し、月曜日が祝日の場合は翌日が休みになる点も注意が必要ですね。
坂本八幡宮が休みで御朱印が頂けなくても、社務所に御朱印の申込用紙があるので必要事項を記入して箱に入れておくと、後日に参拝された日付が書かれた書き置きタイプの御朱印が郵送されてきますよ。郵送されてきた中には御朱印と振込用紙が入っており、振込用紙を使って支払う「後払い制」です。ちなみに郵送の場合の初穂料(料金・値段)は送料込みで594円です。
オリジナル御朱印帳はあるのか
最近は各神社ではオリジナルの御朱印帳を販売されていますよね。
坂本八幡宮の御朱印を頂ける社務所にはお守りやお札などは売られていましたが、坂本八幡宮オリジナルの御朱印帳はありませんでした。
社務所におられた氏子の方に「オリジナル御朱印帳はないのでしょうか?」と質問しましたが、現在販売はなく今後も坂本八幡宮オリジナル御朱印帳を作る予定もないとの事でした。
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坂本八幡宮に御朱印を頂きに行く人向けの駐車場やアクセス方法
福岡県外、また太宰府市外から坂本八幡宮へ参拝を御朱印を頂きに行く予定の方もいらっしゃる事でしょう。
しかし、土地勘がない方にとっては坂本八幡宮への行き方やアクセス方法、駐車場の場所が解らないと思います。
そこでここからは坂本八幡宮へ初めて御朱印を頂きに行く人向けに、駐車場や最寄り駅などのアクセス方法・行き方についてご紹介してみたいと思います。
坂本八幡宮の駐車場について
車で坂本八幡宮へ参拝と御朱印を頂きに行く予定の人は駐車場が気になりますよね。
私も初めて坂本八幡宮へ参拝しに行く前は「駐車場はあるのか」「停めれるのか」と心配でした。
坂本八幡宮の近くには無料で駐車可能な駐車場があります。
一番近い駐車場は坂本八幡宮の目の前にあります。
坂本八幡宮の前には整備されていない広場を駐車場として無料開放されています。おそらく30台ほど駐車できるスペースです。
大宰府政庁跡の一般車両駐車場に停めても、徒歩5分程度で着きます。
一番近い最寄り駅は西鉄「都府楼前駅」
電車で坂本八幡宮へ行く場合の最寄り駅は、西鉄電車の「都府楼前駅」(とふろうまええき)です。
西鉄「都府楼前駅」から坂本八幡宮までは徒歩15分程度です。
最寄り駅 | 西鉄電車 「令和の里 都府楼前駅」 |
---|---|
行き方 | 駅から徒歩15分 |
最寄りバス停は「大宰府政庁跡」
JR博多駅から坂本八幡宮へ直接アクセスしたい場合は西鉄バスがおすすめです。
博多駅には大きな「博多バスターミナル」があり、1階の11番乗り場から太宰府駅前行きの「太宰府ライナーバス 旅人(たびと)」というバスが発車しています。
最寄り バス停 |
大宰府政庁跡 |
---|---|
博多駅から | 博多バスターミナル 1階11番乗り場 |
利用バス | 太宰府ライナーバス 旅人 |
所要時間 | 博多バスターミナルから 大宰府政庁跡バス停まで 約35分 |
運賃 | 片道610円 |
令和ゆかりの坂本八幡宮(太宰府市)の御祭神と歴史、境内散策
「令和にゆかりのある神社だから御朱印だけを頂きに行こう」と思ってる人もいるかもしれません。
しかし、せっかく坂本八幡宮へ参拝するのですから事前に御祭神や歴史なども少し理解しておくと深い気持ちで御朱印を頂けると思います。
そこで最後に、福岡県太宰府市の令和フィーバーに沸く坂本八幡宮の御祭神や歴史、そして境内をご紹介してみたいと思います。
坂本八幡宮の御祭神と歴史
実はどの神様が祀られているか知らずに坂本八幡宮へ参拝される方も多いのではないでしょうか。
坂本八幡宮に祀られている神様(御祭神)は以下です。
応神天皇
(おうじんてんのう)
多くの八幡神社には、応神天皇に加えて、神功皇后、仲哀天皇、武内宿禰、玉依姫命などの神様もお祀りされている事が多いのですが、坂本八幡宮の御祭神は応神天皇1柱のみのようです。
住宅地や山にあるような小さな神社の歴史がハッキリ解っていない事が多いように、坂本八幡宮も小さな神社なので歴史がハッキリ解っていないようです。
坂本八幡宮の境内散策
坂本八幡宮がある場所の近くに大伴旅人の邸宅があったとされており、令和の出典である万葉集の「梅花の歌」を詠んだとされる場所なんです。
坂本八幡宮の境内は本当に小さな公園のようで、10分もあればすべてを見る事が出来ます。参拝し御朱印を頂いた後でも坂本八幡宮の境内を散策してみてください。
鳥居と手水舎
坂本八幡宮の鳥居は1つだけでとても小さいです。
しかし、歴史を感じる鳥居でした。鳥居の扁額(へんがく)には「八幡宮」と記載されていました。
小さな鳥居を通ると、本殿の右手に小さな手水舎があります。
柄杓(ひしゃく)も2つだけ。
拝殿
以前伺った時は閉まっていたので拝見する事が出来なかった拝殿を見る事が出来ました。
拝殿の中で私が一番印象的だったのが拝殿の右上の飾られた古い絵です。
この絵をよく見てみると伊勢神宮でした。
絵の額縁には「伊勢神宮参拝記念」と記載されていました。
いつ描かれた絵なのか、今度お聞きしてみたいと思います。
石柱(門柱)
坂本八幡宮入口の右側には2019年5月に伺った時にはなかった石柱が出来ていました。
新しく建造された石柱には、坂本八幡宮の神紋(マーク)である太鼓型の「左三つ巴紋(ともえ)」も付いています。新しくて重厚感があります。
石碑
坂本八幡宮の境内には新しい石碑が1つ出来ていました。
新しく出来ていた石碑には「令和」と刻まれており、令和の出典元となった「梅花の歌三十二首 序文」である「初春の令月にして 気淑く風和らぎ…」の文字も刻まれています。
また、坂本八幡宮の境内にはブームになる以前から立っている大伴旅人の歌碑があります。
大宰帥 大伴旅人
梅の木
境内の外には梅の木が植えられています。
上記の写真のように、初めて坂本八幡宮を参拝した2019年5月には、境内周りに植えられた梅の木に実がなっていました。
令和の出典元である万葉集の「梅花の歌」を詠んだのは大伴旅人の邸宅があったとされる坂本八幡宮の周辺というのも間違いではないかもしれませんね。
まとめ
今回は福岡県太宰府市に鎮座する坂本八幡宮の御朱印に関する情報を中心にご紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
坂本八幡宮は令和ゆかりの場所として多くの人が御朱印を求めて参拝に来ています。
御朱印は手書きと書き置き(印刷)の2種類があります。手書きの御朱印を頂けるのは宮司さんがいる時か対応可能な氏子さんがいる時だけです。坂本八幡宮では御朱印の受付を一時中止している期間がありましたが現在は再開されています。
御朱印は社殿右側に新しく出来たプレハブの社務所にて基本的に9時~16時までの時間で受け付けています。
但し、月曜と木曜は社務所がお休みです。御朱印の初穂料(料金・値段)は500円。
オリジナル御朱印帳はありません。
ぜひ、福岡や太宰府へお越しの際は令和のゆかりの地である坂本八幡宮へ御朱印を頂きに参拝されてくださいね。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ご紹介した 御朱印 |
坂本八幡宮 |
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住所 | 818-0133 福岡県太宰府市 坂本3-14-23 |
電話番号 | 092-928-3100 |
営業時間 | 9時~16時まで (休み:月・木) |
御朱印料金 (初穂料) |
500円 |
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