ようこそ、アクセスくださいました。
今回ご紹介する御朱印は、福岡県糟屋郡に鎮座する宇美八幡宮の御朱印です。
宇美八幡宮は神功皇后が応神天皇を出産された地とされているため、地域の方々から安産の神として信仰されてきた神社です。
その為、境内には安産祈願の「子安の石」と呼ばれる石が大量に祀られており、七五三やお宮参りなど子供に関する御祈願をされる方が多い神社です。
そこで今回は、福岡県糟屋郡に鎮座する宇美八幡宮の御朱印をご紹介すると共に、御朱印の受付時間(営業時間)や初穂料(値段)、オリジナル御朱印帳、聖母宮などの摂末社の御朱印などを中心にご紹介したいと思います。
宇美八幡宮(福岡県糟屋郡)の御朱印について
今回ご紹介する宇美八幡宮は、福岡県糟屋郡(かすやぐん)に鎮座しています。
福岡市の中心部(天神や博多駅)からバスや電車などの公共交通機関では若干行きづらい場所ですが有名な太宰府天満宮から車で15分程度の距離にあります。
そんな宇美八幡宮をご紹介する前、実際に頂いた御朱印、御朱印を頂ける受付時間(営業時間)、初穂料(値段)、オリジナル御朱印帳、摂末社の御朱印、そして初めて参拝と御朱印を頂きに行く方向けにアクセス方法や駐車場のご紹介もしてみたいと思います。
実際に宇美八幡宮で頂いた御朱印
まずは、実際に私が宇美八幡宮へ参拝に伺った際に頂いた御朱印からご紹介致します。
こちらが宇美八幡宮で頂いた御朱印です。
参拝した日は「即位礼正殿の儀」当日だったので御朱印には「即位礼当日祭」と記載されている。
宇美八幡宮の御朱印で特徴的なのが「子安大神(こやすのおおかみ)」と記載されている点でしょう。
宇美八幡宮がある現在の宇美町で神功皇后が応神天皇を安産で出産された地として知られており、安産・育児の守護神「子安大神」として信仰されてきたからでしょう。
宇美八幡宮の末社の限定御朱印
宇美八幡宮の境内には属する神社(末社)が聖母宮をはじめ5社もあります。
宇美八幡宮の5社の末社と御祭神、ご利益をまとめた表が以下です。
住吉神社 摂末社 |
御祭神 (祀られている神様) |
ご利益 |
---|---|---|
聖母宮 (しょうもぐう) |
神功皇后 | 安産・子育 |
湯方社 (ゆのかたしゃ) |
湯方大神 (助産師の祖神) |
安産・小児成長 |
恵比須社 (えびすしゃ) |
事代主命 | 商売繁盛・開運 |
武内社 (たけうちしゃ) |
武内宿禰 | 延命長寿・武運長久・厄除 |
楠森稲荷社 (すくもりいなりしゃ) |
保食神 | 失物発見 失くしたものが見つかる |
宇美八幡宮の御朱印以外にも、末社5社分の限定御朱印も頂く事ができます。
という事は、宇美八幡宮で頂ける御朱印は末社も含めると6種類(6社分)にもなります。
毎月5日と戌の日限定の御朱印?
上記でご紹介したように、宇美八幡宮の末社5社分の御朱印も頂けます。
この末社の御朱印は「毎月5日」及び「戌の日」限定のようです。
賽銭箱の横には「境内末社の御朱印・神木守」張り紙がありました。
この張り紙には以下のように記載されていました。以下の文章を見る限り、宇美八幡宮の末社の御朱印は「毎月5日」と「戌の日」限定のように見えます。
しかし、私が参拝した日すべて「5日」でもなければ「戌の日」でもなかったのに、末社の御朱印を受け付けておられました。
御朱印の受付時間と初穂料(値段)について
続いて、宇美八幡宮で御朱印を受け付けている営業時間と初穂料についてご紹介します。
受付時間 (営業時間) |
9時~17時まで |
---|---|
初穂料 (料金・値段) |
|
宇美八幡宮で御朱印を受け付けている時間(営業時間)は朝9時から夕方17時までです。
また、御朱印の初穂料(値段)ですが宇美八幡宮の御朱印に関しては「500円以上のお気持ち」です。
末社の御朱印に関しては1社500円でした。
その際に冗談で「50円とか10円とかの人もいるんですか?」と質問すると「はい、たまにいらっしゃいますね」と笑いながらお答えいただきました。
しかし、現在は500円以上のお気持ちとなっていました。
御朱印の受付場所について
宇美八幡宮の御朱印の受付場所は、「宇美八幡宮」と「末社5社」の受付場所は異なっています。
社殿向かって左側にお守りやお札などが売られている「授与所」があります。
授与所横に「祈願受付」と大きな看板があります。
その窓口横に小さく「御朱印受付」と書いてありますね。この「祈願受付」の場所で御朱印を受け付けておられました。
しかし、宇美八幡宮の末社5社の御朱印の受付場所はここではありません。
社殿向かって右奥へ進むと「聖母宮」の前に末社の御朱印専用の受付場所があります。
「境内御末社 限定御朱印」と書かれた建物で宇美八幡宮の末社専用の限定御朱印を受け付けています。
以前はテントの簡易的な場所でしたが令和元年に立派な建物になりました。
宇美八幡宮 御朱印 |
社殿すぐ左横の 授与所(祈願受付窓口) |
---|---|
宇美八幡宮 末社5社 御朱印 |
社殿の右奥 |
オリジナル御朱印帳もあり
宇美八幡宮にはオリジナル御朱印帳も販売されています。
左の紫がオリジナル御朱印帳カバー、そして右がオリジナル御朱印帳です。
宇美八幡宮のオリジナル御朱印帳は木製で重厚感があります。
この御朱印帳で利用されている木材は大楠(おおくす)を剪定(せんてい)した際のもので作られた特別の御朱印帳らしいです。
御朱印帳の表には、応神天皇が白い馬に乗り弓矢を持っている絵柄が付いており「八幡産宮」と書かれています。
ただ、1冊3,000円なので若干高い印象でした。
オリジナル 御朱印帳 |
あり |
---|---|
初穂料 (料金・値段) |
|
駐車場とアクセス方法
ここからは、初めて宇美八幡宮へ参拝と御朱印を頂きに行く方向けに、駐車場やバス・電車の公共交通機関でのアクセス方法についてご紹介します。
駐車場について
宇美八幡宮は糟屋郡宇美町に鎮座しており、福岡市の中心部の天神や博多駅周辺からでも車で30分程度かかる距離にあります。
その為、車で参拝に行かれると便利です。
県道68号線沿いに宇美八幡宮の「一の鳥居」があります。この「一の鳥居」の左右に「第一駐車場」と「第二駐車場」の入口があります。ちなみに、宇美八幡宮の駐車場は無料です。
駐車場 | 駐車場あり (鳥居左右に入口) |
---|---|
駐車料金 | 無料 |
駐車スペース |
|
天神・博多駅からのアクセス方法
福岡市の中心部のJR博多駅・天神から宇美八幡宮へのアクセス方法をご紹介します。
JR博多駅から宇美八幡宮へはJRの電車を利用してください。
博多駅から | 福北ゆたか線 ↓ 長者原駅下車 香椎線「宇美行」 乗り換え ↓ 宇美駅下車 |
---|---|
運賃 | 片道280円 |
所要時間 | 博多駅から宇美駅まで 30分~40分 宇美駅から 徒歩7分 |
天神から宇美八幡宮へは、天神から地下鉄で博多駅に行ってから上記の方法で行くか、もしくは天神から宇美八幡宮までバスで行く方法もあります。
天神から | 西鉄バス 「天神三丁目」から 「宇美八幡前」まで 乗り換えなしのバスあり |
---|---|
運賃 | 片道510円 |
所要時間 | 乗車時間 50分程度 |
スポンサーリンク
宇美八幡宮の神様(御祭神)やご利益、境内について
福岡県糟屋郡に鎮座する宇美八幡宮へ参拝や御朱印を頂きに行く前に、お祀りされている神様(御祭神)の事やご利益なども知っておきたいところです。また、宇美八幡宮の境内には御神木や末社、子安の石など見どころもたくさんあります。
そこでここからは、宇美八幡宮について最低限知っておくべき情報や境内を簡単にご紹介します。
お祀りされている神様(御祭神)
福岡県糟屋郡にある宇美八幡宮にはどんな神様がお祀りされているのかご存知ですか?
そこで、まずは宇美八幡宮の御祭神をご紹介します。
応神天皇
(おうじんてんのう)
神功皇后
(じんぐうこうごう)
玉依姫命
(たまよりひめのみこと)
住吉大神
(すみよしのおおかみ)
伊弉諾尊
(いざなみのみこと)
宇美八幡宮は「八幡宮」だけあって御祭神は「応神天皇」と「神功皇后」がお祀りされてます。
また、八幡宮には比売神(ひめがみ)と呼ばれる女神も一緒にお祀りされますが、宇美八幡宮は「玉依姫命」という女性の神様が一緒にお祀りされています。
また、住吉大神(別名:住吉三神)という3柱の神様、そして伊弉諾尊も一緒にお祀りされています。
子供のご利益多数(子宝や安産祈願、七五三、お宮参りなど)
宇美八幡宮が鎮座する「宇彌(うみ)」、現在の宇美で神功皇后が応神天皇を安産で御降誕した聖地として有名です。
宇美八幡宮は安産・育児の守護神「子安大神(こやすのおおかみ)」とも言われており境内は「子安の杜」とも言われています。
その為、宇美八幡宮は「安産」「育児」など子供に関するご利益があると信仰されています。
子宝、安産、お宮参り、七五三など
境内散策
宇美八幡宮へご参拝と御朱印を頂きに行く方は、ぜひ境内も散策されてください。入口となる鳥居から社殿まで、そして末社など宇美八幡宮の境内を簡単にご紹介します。
鳥居と記碑
こちらが宇美八幡宮のメイン入口となる鳥居です。
「一の鳥居」と「二の鳥居」があります。
一の鳥居の右側に「応神天皇御降誕地」と書かれた大きな石碑があります。
神門と手水舎
鳥居を抜けて参道を進むと社殿前に神門があります。
神門の手前右に手水舎がありました。
社殿(拝殿・本殿)
10月下旬の写真ですが七五三のご家族でいっぱいでした。
宇美八幡宮の拝殿や本殿は綺麗に管理されてると感じました。
子安の木・衣掛の森・湯蓋の森
拝殿左横に「子安の木(こやすのき)」があります。神功皇后がこの槐(えんじゅ)の木の枝に取りすがり、応神天皇を出産したと伝えられている御神樹です。
社殿の左奥には「衣掛の森(きぬかけのもり)」と呼ばれる巨木があります。
樹齢がなんと2,000年以上とも言われているそうです。国指定天然記念物で県民俗資料重要文化財に指定されています。
こちらの木は社殿右横にある「湯蓋の森 (ゆふたのもり)」と呼ばれる御神木です。
「湯蓋の森」は、上記でご紹介した「衣掛の森」同様に樹齢2,000年以上らしく、国指定天然記念物で県民俗資料重要文化財に指定されています。
子安の石
社殿の左奥に鎮座する末社「湯方社」の周りには、子安の石と呼ばれる石が大量にあります。
この「子安の石」は安産祈願を終えて、この石を持ち帰るそうです。そして、出産後に新しい石を拾ってきて、その石に子供の名前を書いてお宮参りの御祈願でお祓いを受けた後、持ち帰った石と子供の名前を書いた新しい石を納めるそうです。
皆さん、新しい石をどこで拾うのか大変でしょう…。
まとめ
今回は福岡県糟屋郡に鎮座する宇美八幡宮の御朱印や受付時間(営業時間)と初穂料(料金・値段)、オリジナル御朱印帳などをまとめてご紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
宇美八幡宮の御朱印は聖母宮など5つある末社の御朱印も頂けます。宇美八幡宮の御朱印は「500円以上のお気持ち」で末社の御朱印は500円です。
御朱印を頂ける営業時間は9時~17時で、社殿左横の授与所で受け付けています。但し、末社の御朱印は社殿の右奥にある聖母宮の前で受け付けています。
宇美八幡宮では木で出来たオリジナル御朱印帳もあり3,000円です。
福岡市の中心部から車で30分程度、太宰府天満宮から車で20分程度です。お時間がある方はぜひ子供のご利益がある宇美八幡宮へ参拝と御朱印を頂きに行かれてください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ご紹介した 御朱印 |
宇美八幡宮 |
---|---|
住所 | 811-2101 福岡県糟屋郡 宇美町宇美 1-1-1 |
電話番号 | 092-932-0044 |
営業時間 | 9時~17時過ぎまで |
御朱印料金 (初穂料) |
500円以上お気持ち 末社の御朱印は 1社500円 |
スポンサーリンク